耳寄りなお役立ち知識 第12回「50代」
登録スタッフの皆様
小暑を過ぎ、夏本番を迎えました。
笑顔がより一層映える季節、いかがお過ごしですか。
Human Bankでは、皆様のお役に立つ様々な情報を提供できればと思っております。
今回のテーマは「50代」です。
50代は女性として若い世代にはないこんな輝く魅力があります。
人生経験が多く、大人としての余裕があるため、包み込むような包容力があり、自分に何が似合うかは十分わかっているので、無理のない色気、知的な会話やさりげない気遣いができるのも、アラフィフならではです。
一方、50代同士の会話は、親の介護の話が多くなり、自身も身体の老化との戦いが始まります。
また、老後について本格的に考えはじめる時期でもあります。
皆さんはエンディングノートって聞いたことありますか?
エンディングノートとは、いずれ誰しもに訪れる死に備えて、自分に関するさまざまな情報を書き記すためのノートのこと。終活ツールのひとつとして注目されていますが、その大きな役割は、自分の情報や亡くなった後の希望を書き残し、残された方が困らないようにすることです。
では、具体的にはどんなことを書くのでしょう?
「残された家族や親族の負担を減らしたい」「残されたペットの問題」「葬儀や埋葬方法についての希望がある」「相続のことで争ってほしくない」
資産・葬儀・お墓・遺言・相続など亡くなった後の心配ごとを書き出してみましょう。
また、銀行口座や保険、クレジットカードなどの項目も一度整理してみると、自分自身の備忘録としてもエンディングノートを活用できます。
詳しくは日本ライフアテンダント協会に一度ご相談を!
藤田みき
行政書士/法務博士(専門職)
耳寄りなお役立ち知識 第11回「卒婚」
登録スタッフの皆様
紫陽花が大輪の花を咲かせるころとなりましたが、いかがお過ごしですか。
Human Bankでは、皆様のお役に立つ 様々な情報を提供できればと思っております。
今回のテーマは「卒婚」です。
「もう、いい加減にしろ!」
「この言葉がきっかけで、私は卒婚を考え始めました。」
S子(45歳)さんは続けます。「夫の不倫を一回は許そうしたけれど、どうしても、その時の悲しさや辛さ、悔しさがフラッシュバックして、自然に笑えなくなってしまいました。夫は時々不機嫌になったり、不安になったりする私をしつこいと感じ、ある日、もういい加減にしろ!」と。
でも、お金のこと、親のこと、子供のこといろいろ考えて、私には離婚のハードルが高い。
そこで、卒婚なら・・・・私にもできるかも。とS子さんは考えました。
1 卒婚とは
「婚姻している夫婦が法的な婚姻関係は継続しつつ、互いに必要以上に干渉することなく、自由を認め合って、夫婦別々の人生を歩むこと。」を言います。別居する夫婦もいますが、同居のまま始める場合もあります。
2 卒婚のきっかけ
・夫の定年退職や転職
・子育てがひと段落した
・相互の干渉がウザイと思うようになってきた
3 卒婚のメリット・デメリット
(1)メリット
・夫や妻に「こうすべき」という過度の期待がなくなる
・相手の遺産を相続できる
・戸籍も変わらないので、面倒な手続きが要らない
・仮面夫婦とも違うので、うまくいってるふりをしなくてもよい
・親に無用な心配をかけずに済む
・子供たちへの影響も離婚よりかなり少ない
(2)デメリット
・他に好きな人ができたら、不貞行為となってしまう可能性も
・生活費が足りなくなる場合も
・離婚に至ってしまう場合もある
4 卒婚の対策
(1)生活費
法律上、扶養義務はありますが、自由を得る代わりにこれまで通りに生活費を得られるケースは少なくなるケースが多いでしょう。
自分の貯金や職業などをしっかり確保し卒婚してもゆとりある生活ができるように準備を進めてください。
同居での卒婚のケースでは、家事をこれまで通りにする代わりに報酬を夫から得る方法もあります。
また、夫の方から卒婚を望んでいるケースではこれまで通りに婚姻費用をもらえる可能性が高いです。
卒婚しても生活費をもらえることをしっかり取り決めましょう!
(2)介護
お互いが病気や怪我などがあった場合には、どうするかを取り決めておければ安心できます。
(3)恋人
お互いに恋人は自由に作っても良いと合意すれば、不貞行為で慰謝料請求なんてことはなくなるでしょう。
(4)冠婚葬祭
お互いの冠婚葬祭は参加するかしないかも取り決めておきましょう。
以上、卒婚をはじめる前に取り決めた事項を「卒婚の合意書」として、書面に残しておけば、後々の不要なトラブルを回避することができ、安心して充実した卒婚ライフが送れます。
取り決めの内容はそれぞれの夫婦で異なります。合意書作成についてはご相談ください。
藤田みき
行政書士/法務博士(専門職)
カリーニョ行政書士事務所 | 取扱業務 | 離婚・相続 (carinho-office.net)
世界的スポーツ大会 アテンダント募集【東京都内/近郊】
■日程:7月初旬~9月上旬
■場所:東京都内および首都近郊
■業務:受付・誘導・接遇など
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■語学:英語および多言語 優遇いたします
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耳寄りなお役立ち知識 第10回「40代」
澄み渡る五月晴れの爽やかな日がつづきますが、緊急事態宣言が出され、
何かとご不自由なこともあるかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
Human Bankでは、皆様のお役に立つ 様々な情報を提供できればと思っております。
Human Bankにもご登録いただいている行政書士の藤田みきさんのコラム。
今回のテーマは「40代」についてです。
20・30代の方はいずれ訪れる40代への対策、また50代以上の方は「あ~そうだったわ。」と
共感して頂けると嬉しいです。
まず、「女は40代という10年間で、天国と地獄を見るのかもしれない。」という人がいます。
40代前半では、急激に女性ホルモンが減り、男性ホルモン優位になることで、アグレッシブになり、
子どもがいる方は子どもに手がかからなくなっていくので、なにに対しても、
積極的に自分自身のことに取り組む方が多くなるそう。
男漁りに走る人も…。
一方、40代後半では、更年期が始まる方が多く、親の問題が浮上してくる、
自分の劣化を目の当たりにする(健康・美容)等、焦燥感が募る方が多いようです。
また、結婚している方や、パートナーがいる方は、そのお相手がいわゆる脂がのって、
忙しくなったり、責任ある役職についてイライラしたり、最後の華を咲かそうと、
不貞に走ったりすることも多くなります。
このように、健康・美容、仕事、老後のお金、結婚・家族、将来への不安等様々な悩みが
後半にかけて顕著になってきます。
では、どのように対処していけば、いいのでしょうか?
「とにかく、我慢しない」
「誰でもいいので相談する」
「周りの評価や、周りの目ばかり気にせず、思ったことをやってみる」
天国と地獄を経験した50代以上の人たちは声を揃えて、上のように言ってます!
一番大事なのは、悩んでいるのは、あなただけではないことを知ることでは?
次回は、“卒コン”について特集します。
藤田みき
行政書士/法務博士(専門職)
東京 新宿 家族信託 相続 離婚 遺言 カリーニョ行政書士事務所 (carinho-office.net)
耳寄りなお役立ち知識 第9回「相続」
春風が心地よい季節となりましたが いかがお過ごしでしょうか。
Human Bankでは、皆様のお役に立つ 様々な情報を提供できればと思っております。
今回のトピックスは、「相続」がテーマです。
Human Bankにもご登録いただいている行政書士の藤田みきさんから、
いざという時に困らないクイズを出題していただきました。
是非、挑戦してみてください。
Q.
以下の関係図で、夫が死亡しました。
相続人は誰になりますか?
そして、その割合は?

A.
答えはコチラ↓
https://carinho-office.com/qa.